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全校集会で、息子の行動が晒されてしまう。ここまでやられないといけないの……?
さらに後日、全校集会でタケの行動が「いじめ」として晒されてしまいます。名前は伏せていたものの、犯人はタケだと生徒たちから特定され、落ち込みます。
「本当にここまでやられないといけないことなの?」と激しく動揺する大原さんに、「今は騒ぐときじゃない」と言うダンナさん。
ストレスを抱える息子2人をフォローしながら、耐える大原さん。
そしてスクールカウンセリング当日。タケはカウンセラーの先生と面談します。その結果は……。
「タケくんは10歳児として正常な発達をしているお子さんです。善悪の判断もきちんとついています」「異常なんてことはまったくありません」
それを聞いて、ほっとする大原夫妻。
タケも元気を取り戻して遊びに出るようになり、大原さんもS母と普通に接するように。日常が戻ったように思われましたが、その2週間後。
S母から、不可解なメールが届きます。いじめ騒動を発端にしたS母との溝は、埋まるどころか深まるばかり……。
現在、「文春オンライン」で第10話まで公開中。第11話以降は、電子書籍『息子がいじめの加害者に?』に収録されています。