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失恋した女友達に「贅沢なんだよ。ぐちぐち言ってんじゃねえよ!」
半年後。ハセは引っ越し先を見つけて家を出ていき、残された良輔は荒れた生活を送ります。
これまで、誰を好きになっても幸せになれなかった。部屋で一人、良輔は自分がゲイであることを認め、打ちひしがれます。
その日、彼氏にフラれて大泣きしている友達・あさみに呼び出された良輔は、愚痴を聞いた後に、思わず「全然かわいそうじゃない」「僕からしたら、あさみは贅沢だよ」と言ってしまいます。
「彼氏と付き合えたじゃん。好きな人に好きって堂々と言えて、好きな人と一緒にいれたじゃん。好きな人とキスしてセックスしたじゃん! そんなの…全部贅沢だよ…! だって僕は…ハセが好きだったんだよ…」
思いがけず心中を吐露してしまった良輔は、言った直後に後悔します。否定される。嫌われる。取り返しのつかないことをしてしまった……。
けれどあさみは「それは……辛かったよね」と良輔の気持ちを理解します。意図しないカミングアウトだったものの、良輔は友達から勇気を得て、それからの人生をゲイとして生きることになりました。
9月更新予定の第7話では、初めてできた「彼氏」との出会いが描かれます。
第1話~第6話を読むにはこちらから。原作も合わせてお楽しみください。