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「物語は女子高生のスカートの中にある」 強制わいせつ逮捕マツキタツヤの犯行動機【少年ジャンプ「アクタージュ」原作者】

集英社社員が明かす“連載続投の可能性”

genre : ニュース, 社会

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集英社社員は連載続投に……?

 前出の集英社社員が明かす。

「2002年に『世紀末リーダー伝たけし!』の島袋光年先生が児童買春で逮捕されました。当時『たけし!』は大人気でしたが連載は打ち切られた。今回は10代少女への強制わいせつですからね……。島袋先生の前例にならって打ち切りだろうと社内では噂されています。

 ただ現在はお盆休みで法務部などが動いていないので、会社としての対応が決まるのは休み明けになると思います。それにしても、これからという時になぜあんなことをしでかしてしまったのか……」

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夜凪景がモデルに抜擢された消防庁のポスター

 事件が起きたのは今年6月18日の20時頃だった。6月1日には「アクタージュ」の舞台化決定が発表されている。捜査関係者が語る。

「被害に遭ったのは塾からの帰宅途中だった女子中学生。松木容疑者は自転車で背後から当該生徒に近づき、追い抜きざまに胸を触り逃走した。生徒が親に相談して110番通報した。さらには同日の21時頃にも、現場近くの路上で別の女子中学生に同様の犯行を行った疑いもある。防犯カメラなどの裏付け捜査をしたが、手口が馴れており常習性があるとみている」

松木容疑者は銭湯好きで有名

 現場となったのは松木容疑者の自宅マンションもある中野区内だった。

松木容疑者の自宅 ©文藝春秋

「マツキ先生の住んでいたマンションは築35年で家賃10万円台のマンションです。売れっ子でしたが派手な暮らしをすることもなく、移動手段は自転車が多かったようです。生活圏は中野や高円寺、阿佐ヶ谷。原稿を落とすこともなく、締め切りを守る好青年だと聞いていました。マツキ先生は銭湯好きとしても知られていて、SNSには銭湯にまつわる書き込みがよく投稿されていた」(別の集英社社員)