文春オンライン

「設定」変更ですぐできる! 古いパソコンでもWindows 10が高速・軽快に動く“6つのウラ技”とは

2020/09/11
note

5)「この機能、なぜデフォルトで有効?」は全部オフ

効果:★★★

 Windows 10では、ビジネスユースでは明らかに不要な機能や、利用頻度の低い機能がデフォルトでオンになっていることもしばしばです。「ゲームモード」などはその典型例で、ホームユースでは使われることの少ない法人向けのWindows 10 Proでもデフォルトでオンになっており、首をひねってしまいます。

 これらの多くは他の機能とは切り離されていて影響も少ないと考えられるため、優先的にオフにして問題ないでしょう。上記の「ゲームモード」のほか、Windows 10の地図アプリをオフラインで使える「オフラインマップ」の自動更新や、音声アシスタント「Cortana」も、外部との通信を伴うだけに、使っていなければ対処しておきたいところです。

ADVERTISEMENT

設定の[ゲーム]以下の項目は、ゲームをしなければ原則すべてオフにして差し支えない
Windows 10標準の地図アプリをオフラインで使う「オフラインマップ」の自動更新機能も、使っていなければ必要ない。これらは設定の[アプリ]内に項目がある
音声アシスタントの「Cortana」は、不意に起動してしまった時に停止に手間がかかるという点で、低スペックPCでは優先的にオフにすべき機能といえるかも

6)余計なお節介な「ヒント」を一掃

効果:★★★

 Windows 10では、ロック画面にトリビアやヒントを表示したり、スタートメニューにおすすめアプリを表示したりといった具合に、使い方にまつわるヒントを紹介する機能があちこちにちりばめられています。

 これらはビギナーにとっては気づきを与えてくれる場合もありますが、多くはお節介そのもので、また動作の遅さに耐えながら低スペックPCを使っている場合、イライラが増す原因になることもしばしばです。ここまで紹介したTipsに比べ、ほかへの影響が考えにくいことからも、オフにしておくとよいでしょう。

設定の[個人用設定]→[ロック画面]で、「画像」「スライドショー」選択時に表示される「ロック画面に、WindowsとCortanaのトリビアやヒントなどの情報を表示する」は、お節介機能の「典型」。設定の[システム]→[通知とアクション]にある「Windowsを使う上でのヒントやお勧めの方法を取得する」も同様
設定の[個人用設定]→[スタート]にある「ときどきスタートメニューにおすすめのアプリを表示する」も、その曖昧さにかえってイライラしがち
「設定」変更ですぐできる! 古いパソコンでもWindows 10が高速・軽快に動く“6つのウラ技”とは

X(旧Twitter)をフォローして最新記事をいち早く読もう

文春オンラインをフォロー