「BUMP OF CHICKENの曲は、傷つきやすい少年の弱さや悩み、心の機微、青春のゆらぎを丁寧に汲み取っていて、若い人を中心にすごく人気があると聞きます。でも、彼が私にやったことはそんな“繊細さ”なんてみじんも感じさせないヒドいものでした。結婚を隠したまま、私で性欲を満たした一方、奥さんがいることが私にバレたら途端に“逆ギレ”。本当にどうしようもないサイテー男でした。3年たった今でも、あの時のトラウマが頭に焼き付いていて、恋愛に対してどうしても臆病になってしまうんです」
そう告白するのは、都内に住む会社員のA子さん(30)だ。A子さんは数年前まで芸能事務所に所属し、モデルやグラビアアイドルの仕事をしていたという長身の美人。A子さんが「トラウマになるほどひどい仕打ちを受けた」という“サイテー男”とは、人気ロックバンドBUMP OF CHICKEN(以下、バンプ)のベースを担当するチャマこと直井由文(40)のことである。
チャマはバンドの盛り上げ役
「バンプはボーカルで作詞作曲を担当する藤原基央(41)、ギターの増川弘明(40)、ドラムスの升秀夫(41)、直井の4人組ロックバンド。2000年にメジャーデビューし、01年に出したセカンドシングル『天体観測』が累計55万枚以上売り上げる大ヒットとなり、一気にメジャーバンドの仲間入りをしました。藤原の独特の世界観溢れる歌詞と楽曲が人気で、幅広い世代に支持されています。ベースの直井は他のメンバーが比較的大人しいなかにあって、明るいバンドの盛り上げ役でもあります。ファンからは『チャマ』というニックネームで呼ばれることが多い。チャマは“おぼっちゃま”から来ているそうで、小学校の時に友人に100円のジュースをおごったことでついたあだ名だそうです」(芸能デスク)
バンプは最近も精力的に活動しており、9月10日には1年ぶりの新曲「Gravity」をリリース。同曲は9月18日に公開されるアニメ映画「思い、思われ、ふり、ふられ」(通称「ふりふら」)の主題歌でもある。「ふりふら」は咲坂伊緒氏の人気漫画が原作で、累計発行部数は500万部。8月には浜辺美波と北村匠海が主演した実写版映画も公開されている。