眞子さまはブラック、佳子さまはホワイトを選ばれた
昭和天皇の命日に当たる1月7日、皇居と、昭和天皇の武蔵野陵で「昭和天皇祭の儀」が行われた。皇居では、天皇陛下や秋篠宮ご夫妻をはじめとする皇族方が「皇霊殿の儀」に参列された。
武蔵野陵では眞子さまが、「山陵に奉幣の儀」に臨まれた。黒のロングコートと参拝服をお召しの眞子さまは、ゆっくりとした足取りで参道を進まれ、墓前で深く拝礼された。凛とした、落ち着いた所作をなさっていた。
一方の佳子さまは、オフホワイトのお召し物を選ばれていた。2015年3月に伊勢神宮を初めてお一人で参拝され、成年を迎えたことを報告された時のロングコートと、襟元の可憐なデザインがよく似ていた。同じ日にそれぞれの場所で、ご姉妹はブラックとホワイトのモノトーンコーディネートをなさっていたのだ。
昨年11月8日、「立皇嗣宣明の儀」に臨まれた眞子さまのホワイトドレスからは、柔らかい雰囲気とともに、粛然とした決意が感じられた。ウエスト部分の切り替えが、お祝い事の“水引”のようなデザインで、アクセントになっている。
佳子さまは真紅のドレスを選ばれて、高い位置のウエスト部分にあしらわれたリボンや、レース素材などから、より華やかさを感じさせる。この時、ご姉妹の“紅白ドレス”を拝見して、眞子さまの装いから迷いのない潔さが感じられた。文書を公表される数日前のことだった。
眞子さまと佳子さまはお誕生日写真でコラボレーション
そして何より、昨年眞子さまと佳子さまのお誕生日に際して公開されたご近影でのコラボレーションが強く印象に残っている。
お二人とも、秋篠宮ご一家で撮影されたご近影とはまた違った、自然で柔らかなご表情を見せられ、さまざまなポーズで笑顔を浮かべられている。