2002年頃はちょうどCocomiが生まれてすぐのタイミングだ。Cocomiが生まれた頃には、漫画が並んでいたことだろう。Cocomiの中学生時代を知る知人が語る。
「Cocomiちゃんはインターナショナルスクールに通っていたのですが、お友達を上手く作れなかったんです。大スターのご両親がいてあれだけ可愛くても、その学校では英語が話せないと“スクールカースト”は下。欧米出身の同級生から見下されていると感じることもあったと思います。空き教室に1人で座っていることもあったようです」
Cocomiの孤独を癒した少年漫画
そんなときにCocomiの心に寄り添ったのが、すでに身近にあった漫画だった。
「空き教室ではよく少年漫画を読んでいました。フルートのレッスン中も隙があれば少年漫画を読んでいたイメージがあります。漫画を読むのに集中しすぎて、フルートの先生は手を焼いていましたよ(笑)」(同前)
キムタクのアニメ・漫画好きが娘の孤独を癒していたのだろうか。キムタク父娘にはこんな共通点もある。
「Cocomiちゃんはイラストを描くのも上手なんです。Instagramでもコロナ禍でのおうち時間に色鉛筆で絵を描いていると投稿していましたが、学校でもよく絵を描いていました。イラストは少女漫画風なものが多かった」(同前)
木村もイラストを描く様子を自身のInstagramに投稿している。2020年のコロナ禍において尾田栄一郎とコラボしたLINEスタンプを発売するにあたり、「キムタクの一番好きなキャラ」(スポーツ紙記者)だという赤髪のシャンクスのイラストを披露しているのだ。
木村は以前、自身の“推し”について、ネット番組でこんなことを話していた。
《僕はもう、とてつもなく好きなのはシャンクス。それはいつにおいても(中略)。割と時間が経ってしまったね。漫画を目の前にして。まずいな》(「木村さ~~ん!#92 木村拓哉が選ぶ『おすすめの漫画』はこの5作品!」)
まるで年の離れた “オタ友”
Cocomiも自身のインスタライブでこんなことを語っている。
《私に漫画の話振るの良くないですよ。多分この話でずっと終わっちゃう(笑)》(2020年4月14日)
2020年3月、木村が「徹子の部屋 45周年突入スペシャル」(テレビ朝日系)に出演した際、愛娘について「年の離れた友達という感覚」だと語っている。似た者親子は “オタ友”でもあるようだ。