2月28日、最終回を迎えたスーパー戦隊シリーズ最新作「魔進戦隊キラメイジャー」(テレビ朝日系)。人々から希望や輝きを奪おうとする闇の軍団(ヨドン軍)の親玉、ヨドン皇帝の仮初めの姿であるヨドンナの役を演じたのは、モデルの桃月なしこ(25)だ。人気のコスプレイヤーとしても知られる桃月は昨年11月24日、東京・秋葉原にいた。現実世界で彼女が向かった先とは……。
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人気コスプレイヤーで准看護師の資格も
スーパー戦隊シリーズ44作目となる「キラメイジャー」は、「宝石+乗り物」をモチーフに物語が展開されたが、コロナ禍でイベント開催がままならないなど苦戦を強いられ、最高視聴率も4.4%と伸び悩んだ。
それでもネットで話題を呼んだのが、ヨドンナ役の桃月の存在だった。
「ヨドンナは、銀髪のショートボブカットのヨドン軍の幹部で、一人称は『ボク』。ムチを操り、見下すようにベロを出す。ちびっ子だけでなく、大人の視聴者からの支持も強い人気キャラです」(テレビ誌ライター)
桃月自身は、愛知県出身の人気コスプレイヤーで准看護師の資格も持つ変わりダネ。多くの男性誌の巻頭グラビアを飾り、「サカイ引越センター」のCMにも着ぐるみパンダとともに出演。昨年11月に出版したファースト写真集「未完」(講談社)は売れ行き好調であっという間に3度の重版を重ね、写真集としては上々の1万部を突破した。グラビア誌編集者が語る。
「もともとコスプレイヤーとして活動していたことから、水着撮影に関しても抵抗が少なく、(グラビアの)現場では『とてもやりやすい』と評判です。大人に対して媚びることもなくサバサバしている反面、後輩思いのアネゴ肌の部分がある。撮影会やイベントには男性だけでなく女性ファンもたくさん駆け付けます」
2017年のインタビューでは、好きな男性のタイプについて「めがねをかけた色白細身の人」と語っていた桃月だが、過去には人気俳優との恋仲が噂されたこともあった。