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「ここにタオルを祀ったおかげですね」

――これはもしや……愛宕神社が辰・巳の守り本尊故に祀られておるのですかな?

郡山宮司(以下、宮司) そうです。ここが辰年と巳年の神社なので辰己くんのタオルを祀っています。

――やはり。この辰己殿のタオルについて参拝者から何か訊かれたことはありませぬか?

宮司 特に訊かれたことはないですね。ですが、イーグルスのファンと思われる方々がここへよく参拝に来られますね。

――なるほど。ちなみに辰己殿は子年生まれのようですが……。

宮司 そうですか。辰年か巳年生まれだったら良かったのになぁ……(笑)。

――もしそうだったら完璧でしたな……(笑)。

宮司 あの、実はこの勝鬨神社の裏側から楽天生命パーク宮城が見えるんですよ。

――おお。確かに球場の照明も見えておりますなぁ。

宮司 そうなんです。球場が見える事もあり、お参りに来られる方が多いんでしょうね。私も普段から野球を観ますが……ここが辰・巳年の神社で同じ「たつみ」の辰己くんタオルを祀ると打ってくれると信じておりましたが、この間の開幕戦で初打席初球ホームランを放ちましたよね。本当に驚きました。セ・パ両リーグ通じて最速のホームランは見事でした。本当に嬉しかったです。ここにタオルを祀ったおかげですね。

――いやあ。あのホームランは衝撃でしたな。ここ愛宕神社、「たつみ」の神社より辰己殿もイーグルスも大いなる加護を受けておられるのでしょう。

宮司 はい。その通りです。私はここ愛宕の山から荒鷲軍団のますますの活躍をお祈りしております。そして、辰己くんには是非お参りに来て欲しいですね。景綱殿、イーグルスの勝利と辰己くんの活躍に向け、一緒に勝鬨をあげましょう!

景綱&宮司 えいえいおう。えいえいおう。えいえいおう!!

©片倉景綱

 郡山宮司も大絶賛の辰己殿の活躍。

 ホームランを放ち、ダイヤモンド一周後にベンチへ帰ると必ずカメラへ見せるユニフォーム左袖の「がんばろう東北」。東日本大震災から10年を迎えた節目の年に、「絶対に優勝する!」という強い想いが今季はより一層感じ取れる。

 チームの顔として、1番打者として、一陣の風を吹かせイーグルスを勝利へ導く。若き荒鷲戦士の戦いは始まったばかり。

 8年ぶりのリーグ優勝&日本一へ……。楽天イーグルス・辰己殿に愛宕の神の加護あらん!! そしていつか辰己殿が愛宕神社へ参拝する日を楽しみに待つ。

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