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《Snow Man“不仲説”の真相》「2人はほとんど会話していませんでした」渡辺翔太(28)と向井康二(26)が深夜に向かった場所

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Snow Manは滝沢副社長の“お気に入り”

「そもそもSnow Manの結成が発表されたのは、2012年5月の『滝沢歌舞伎』の舞台上なんです。グループ名の名付け親は滝沢副社長。本人たちにもサプライズで発表されたので、舞台で大盛り上がりしていました。

 それ以降、Snow Manは滝沢歌舞伎に出演し続けています。その貢献もあって、Snow Manは滝沢副社長の長年の“お気に入り”。滝沢副社長自身も常々、『舞台をずっと支えてきてくれた存在』だと話しています」(同前)

「滝沢歌舞伎2014」の千秋楽公演では、滝沢副社長がSnow Manに手紙を渡し、渡辺が舞台上で読み上げる一幕もあった。そこにはこんなメッセージが綴られていた。

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《この数年、どうやったらSnow Manが大きく見えるか、どうやったらいいグループになるかをすごく考えてきました。お前たちの今の目標がJr.のトップ、それは違うと思う。今目標にすべきことは、デビューをして、本物のSnow Manになることが目標だと思う。時間はあるようでないかもしれないから》

 滝沢副社長はSnow Manの行く末を案じ、目をかけていたが、それでもファンの裾野は広がらなかった。当時はファンの間でさえ、「Snow Manのデビューは絶望的と思われていた」という。

 しかし2018年末から、このグループに光が差し始める。

「滝沢歌舞伎ZERO 2021」のポスター

「2018年末に滝沢副社長がアイドルを引退し、2019年1月に設立されたJr.育成やマネジメントを行う関連会社『ジャニーズアイランド』の社長に就任しました。滝沢副社長は現役時代からJr.の育成について思うところがあったようですが、なかでも気にかけていたのがSnow Manの処遇でした。メンバーは高齢化し、このままではデビューは不可能な状態でした。そこで2019年1月に、Jr.内でも人気の高い向井くん、目黒くん、ラウールくんの3人をSnow Manに加入させたのです」(前出・ジャニーズ事務所関係者)

 そこからSnow Manの活躍の場は広がっていった。2019年2月に上演された「滝沢歌舞伎ZERO」では、滝沢副社長に代わりメインキャストとして舞台に出演。そして、2019年 8月8日に行われたコンサート「ジャニーズJr.8・8祭り~東京ドームから始まる~」で、Snow Man、SixTONESの同時デビューが発表されたのだ。

新加入メンバーへのファンから不満の声

 この“奇跡のデビュー”にファンが歓喜したかといえば、実はそうでもない。当時、Snow Manのデビューは、メンバーの増員も含め、「滝沢副社長のゴリ押しなのではないか」とファンをザワつかせていたのだ。

Snow Manのデビューシングル『D.D.』

「Snow Manファンは、舞台仕事が多かった頃からのコアファンで、思い入れの強い方が多いんです。メンバー増員の際は《6人でSnow Manだから》《変わらなくていい》とネガティブな意見を言うファンも多かった。6人での活動期間が長く、それを見守っていたファンからすると、デビューできたとしてもずっと応援してきたグループが変わってしまうことを受け入れ難かったのでしょう」(同前)

 増員されたメンバーの顔ぶれについての不満の声も上がっていたという。