すると、彼は急にかしこまったようなメッセージを送ってきた。『Aのご両親にも色々とご迷惑をおかけして申し訳ない。呉々もよろしくお伝え願います。父が亡くなった時にAが手紙をくれたり、お父さんが野球に連れて行ってくださったり、お母さんはうちの母の心を支えて下さったり…今でも感謝してる。Aのお母さんのお心遣いありがたいのだけれども、そっと見守ってくれるととてもありがたいな』と返してきた。
それで僕はもう単刀直入に、イジメのことを今どう思っているのか、それを伝えたんです。でも、以降のメッセージはとたんに既読スルー。やりとりは途切れてしまいました」
イジメが精神的に及ぼした影響は今でも消えず、大学時代にはカウンセリングに通ったというAさん。医師からは「幼少期の経験が原因の可能性が高い」と診断されたという。
同級生B氏も小室氏と共にイジメを認めた
Aさんへのイジメに対して、小室氏の代理人弁護士を通じて事実確認を申し込んだが、期日内に回答は得られなかった。
取材班は音小の同級生や保護者数人に話を聞いたが、大半はAさんへのイジメがあったことを認めた。小室氏と共にイジメに加わった同級生のB氏はイジメを認め、当時をこう振り返った。
「当時は男子も少なく、イジメはAだけでなく、順繰りに回っていました。Aの気持ちもわかりますが、Aも別の子に対して加担していたこともあります。みんな“イジリ”のつもりでした。Aに対しては、こむっちは主犯ではなく、なんとなく空気に飲まれた感じです。ただ、彼はここまで有名になってしまったし、後ろめたいことは全て清算すべきだと言われても仕方がない思います。
実は、こむっちとは昨年アメリカに行く前に会ったんです。音小の仲間4~5人でした。そのときは彼にもSPが付いていた。すでに借金問題の報道が出ていましたが、眞子さまとの結婚に対する強い意志は感じ取れました。『眞子さまとは横浜の山下公園などでデートをした』とか話していましたね」
音小の卒業アルバムに「仲間」というテーマで書かれた寄せ書きに小室氏はこう綴っている。“See you in 音小”――。
Aさんの小室氏への思いは堰を切ったように溢れ出し、3時間近く止まらなかった。彼の積年の思いを打ち明けたAさんのインタビューは、小室氏に届くのだろうか。
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