秋篠宮家の長女・眞子さま(29)との結婚問題の行方が注目される小室圭さん(29)。小室さんは4月8日に公表した文書で母・佳代さんと元婚約者・X氏の、圭さんの学費をめぐる金銭トラブルについて説明したが、この文書には小室さんと母親が当時置かれていた家庭環境についても詳細に記されていた。はたして小室さんはどのような少年時代を過ごしてきたのか――。

 実は、小室さんは小学生時代に同級生・Aさんに対して陰険なイジメを行っていたことがわかった。Aさんはそのときのイジメがトラウマとなって今でも頭を離れないという。そして、2017年の婚約内定報道からは“小室さんの同級生”としてマスコミからの取材依頼も続いた。Aさんは悩んだ。

「僕としては、当時のことを話すべきか、どうするのか、彼に直接聞いてみようと考えたところもあった。せめて今、謝ってくれればと」(Aさん)

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2017年9月、婚約内定記者会見を行ったお二人だが…… ©JMPA

 覚悟を決め、Aさんは小室さんに連絡をとったという。それに対して小室さんは「急にかしこまったようなメッセージを送ってきた」(同前)という。小室さんが返してきた答えとは――。

 2019年5月、「週刊文春デジタル」取材班はAさんにインタビューを行った。当時の記事を再公開する。(日付、年齢、肩書き等は掲載時のまま)

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 今回、「週刊文春デジタル」の独占インタビューに応じたのは、小室圭氏の国立音楽大学附属小学校時代の同級生Aさんだ。

「彼は昔からクラスの中心のおもしろい奴でした。ただ、お父さんの死が転機だったと思う。僕への接し方もあそこから変わってしまった。それまでは“親友”だったのに……」

 時代をまたいで積み残された安定的な皇位継承をめぐる課題。端緒となるのは女性宮家創設の再検討だが、これは眞子さまのご結婚問題と不可分だ。

 現在、婚約内定の状態で結婚が延期されている小室圭氏との結婚が成立した場合、小室氏は悠仁さまの義兄となり、将来は“天皇の兄”という特別な立場になる。これが今後の令和皇室における重要問題であることは論を俟たない。女性宮家創設が実現すれば、女性皇族の伴侶を皇室に迎え入れる可能性も出て来るからだ。

 Aさんが小室氏についてマスコミの取材に応じるのは初めてだ。Aさんは知られざる小室氏の人柄から、同窓会で再会した際の逸話、結婚延期の発表直後にやり取りした際のメッセージの内容まで、小室氏への思いを証言した。

インタビューを受けるAさん ©文藝春秋

小学校では「こむっち」の愛称でクラスの人気者

「国立音楽大学附属小学校、みんな略して『音小』と呼んでいます。1クラスに男子は6 人。2クラスしかないので、男子は小さなコミュニティでした。クラスの多くが裕福な家庭に育ったお坊ちゃま、お嬢さま。それぞれ選択必修で楽器を習うのですが、圭くんはバイオリン専攻だった。当時の腕前を『神童だった』と圭くんのお母さん(佳代氏)が言っていたという報道もありましたが、それは少し褒めすぎかも知れません」

 小室氏はサッカー部に所属。周囲からは「こむっち」の愛称で呼ばれ、人気があったという。

「彼が教科書を読むだけで笑いが起こる。彼は『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)が好きだったようで、彼の鉄板ネタは、だんご3兄弟のショートアニメ『あっという間劇場』のモノマネでした。それでクラスの笑いをとっていた。僕も5年生までは圭くんと仲が良く、互いの家を行き来したり、交換日記みたいな感じで漫画を互いに描きあっていた。圭くんは『ワンピース』にハマッていて、同じような物語を漫画にしていました」