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 メジャーグループ・AKB48の人気急上昇アイドルが、地下アイドル時代の元プロデューサーと“合鍵半同棲”という禁断の関係に――。S氏は、かつて自分が育てた“商品”に手を付けたことになる。「地下」とはいえ、その行為はアイドル業界においては“御法度中の御法度”である。

 そして、S氏の業界評は以前から芳しくないという。前出のS氏を知る人物は「アイドル業界では、Sと同じ現場にタレントを送りたがらない事務所も多いんですよ」と話す。

一夜明け、鈴木のマンションを出るS氏 ©文藝春秋/撮影・細田忠

「Sは人にお酒を勧めるのが好きで、タレントたちにテキーラを勧めたりするのです。S自身は酒に強く酔わないのですが、20歳を過ぎたばかりの女性タレントを抱える事務所としては迷惑以外の何物でもありません。しかも優しそうな見た目に反して、かなりの“肉食系”で、相手がタレントでも構わず言い寄るのだそうです。

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 Sの絡んでいるアイドルグループの現場では『Sに気に入られると“フロント(前列メンバー)”になれる』などと、まことしやかに囁かれています」

鈴木優香 ©文藝春秋/撮影・細田忠

「やらかしてすぐ辞めそう」

 一方の鈴木も、決して真面目なタイプとは言えないという。過去のインタビュー(「週プレNEWS」2020年2月9日)では、AKB48の先輩メンバー・峯岸みなみ(28)に「やらかしてすぐ辞めそう」と言われたというエピソードを明かしている。鈴木はそれに対して、「絶対にやらかさないぞって思いますね。やりそうでやらないっていうのが一番カッコいいじゃないですか」と答えていた。

鈴木優香 本人ツイッターより

 だが、鈴木を知る人物は「ファンへの営業活動に制限がない地下アイドル出身だからなのでしょうか、鈴木の“男性交友”は有名です。峯岸のコメントもそれを踏まえてのことでしょう。YouTuberなどとの交際関係も広く、ボロが出るのは時間の問題でした」と話す。

 その証言は、取材結果とも一致していた。取材班はこの直前、鈴木と別の男性との“ホテルお泊まり”を目撃していたのだ。(#2へつづく)