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【父親殺害容疑で再逮捕】「夫は死にたい気持ちに共感した」大久保容疑者の妻が語る“安楽死請負の動機”《京都ALS女性嘱託殺人》

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選挙では「大久保三代の夫です」と演説

 大久保氏は厚労省を退職後、東北の複数の病院に勤めていたが、2018年に名取市内でクリニックを開業。現在は撤去されているが、当初はクリニックの外壁には妻・三代氏の名前が大きく書かれた看板が掲げられていたという。

大久保容疑者のクリニック ©文藝春秋

「大きな建物ですし、当初は名取市長選に向けたクリニック兼自宅なんじゃないかと思っていましたが、三代さんはここに住んではおらず、普段は仙台市泉区の別宅に住んでいるようでした。旦那さん(大久保容疑者)は庭の草刈りをよくされていて、真面目な感じの方。見た目はとても大人しそうな方ですよ。クリニックは大きくて立派ですが、国産の車に乗って、いつも質素な服装でした。

 別居していたようですが、夫婦仲はよかったのかな。先日の三代さんが出馬した(名取市長)選挙のときも、選挙カーに乗りながら『よろしくお願いします、大久保三代の夫です』と大きな声で演説して手伝っていました」(クリニックの近隣住民)

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クリニックに患者が集まるようになっていた

 しかし、クリニック開業当初は患者が集まらず、苦労していたようだ。

「クリニックは開業から1年くらい、まったく患者さんがいなくてね。でも庭に薬草を植えたり看板を変えたりして、雰囲気がよくなってきた。ここ1年くらいは患者さんも来ていたようですよ」(同前)

仙台市泉区にある大久保容疑者の別宅 ©文藝春秋

 クリニック周辺の近隣住民によると「旦那さんがお子さんと遊んでいるところを見かけたことがあります。家族と穏やかに過ごしていました」という。しかし大久保容疑者には“別の顔”があった。

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