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3、地図を片手で拡大縮小したい→「ダブルタップ+上下にスワイプ」

 地図アプリで拡大縮小を行う時、2本指でピンチイン・ピンチアウトをしていないでしょうか。地図アプリでは、画面をダブルタップしたあと、指を離さずそのまま上にスワイプすると拡大、下にスワイプすると縮小が行えます。

 2本指でのピンチイン・ピンチアウトだと、もう一方の手も使わなくてはいけませんが、こちらの方法であれば、片手だけで地図を自由自在にズームできます。ちなみにGoogleマップでも同じ操作が行えますが、その場合は上スワイプで縮小、下スワイプで拡大と、上下が逆の割り当てになります。

地図アプリの任意の位置でダブルタップし、そのまま画面に触れた状態を維持します
上にスワイプすると地図が拡大(詳細表示)されます。倍率はスワイプの距離によって変わります
逆に下にスワイプすると縮小(広域表示)されます。ピンチイン・ピンチアウトと違って片手での操作も容易です

4、写真をまとめて選択したい→「選択後に横スワイプ・上下スワイプ」

 写真アプリの一覧画面で複数の写真をまとめて選択したい場合、対象が何十枚、何百枚とあると、ひとつずつタップしていくのはかなりの手間がかかります。スワイプを使うと、行・列単位で写真をまとめて選択できます。

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 具体的には、「選択」ボタンをタップして写真を選択可能な状態にしたあと、写真を横にスワイプするとその行をまるごと、さらに下にスワイプすると複数の行をまるごと選択できます。いったんすべての写真を選択したあと、必要な写真をタップして選択を解除していけば、大量の写真の整理もスムーズに行なえます。

写真一覧で「選択」をタップして写真を選択可能な状態にしたのち、写真を横方向にスワイプすると、同じ行にある写真がまとめて選択できます
続けて(指を離さずに)下方向にスワイプすると、複数の行がまとめて選択できます。ちなみに横方向→縦方向の順序でしか選択できません

5、前に使っていたアプリに戻る→「画面下のバーを横スワイプ」

 ひとつ前に使っていたアプリに戻るために、わざわざ画面の下の端から上へとスワイプし、表示されたアプリスイッチャーの中から画面を選ぶ、という操作をしていないでしょうか。もちろんこれでも構いませんが、スワイプを使うともっと簡単に前のアプリに戻れます。

ホームボタンなしのiPhoneで、ホームボタンの代わりとなる画面下部のバー。これを右方向へとスワイプします
スワイプすると直前に使っていたアプリが左から出現します。同じ要領で、2つ前、3つ前に使っていたアプリへの移動も簡単です

 操作方法は簡単、画面下のバーを右方向にスワイプするだけです。同じ要領で、2つ前、3つ前に使っていたアプリへの移動も簡単に行えます。アプリをまたいでテキストをコピペするなど、複数のアプリを行ったり来たりする必要がある場合、ぜひ知っておきたい操作方法です。