1ページ目から読む
2/3ページ目

「今の時期に、うちの名前で間違った誘導をされるのは許せない」

 川上氏は「今の時期に、うちの名前で間違った誘導をされるのは許せないじゃん。ダメじゃん。って話で。この後、どういう対応をしてくれるのか」と激怒。当該記事は削除された。しばらくして冷静さを取り戻した様で、川上氏は「いつも紙面のほうの記事を書いてくださっている担当記者さんが、理解をして対応してくださっています」と述べていた。

「件のスポーツ紙はももクロだけの特別新聞を発行する等、この3~4年でももクロとの距離が急接近していた。メンバーだけではなく川上氏の独占インタビューも掲載していた程でした。この特別新聞を制作した担当記者は社内で表彰され、賞金まで出ていたそうです。正に“ももクロ様々”メディア。それだけに川上氏としては『どうして、よりによっておたくがこんな記事を…』という思いがあったのでしょう」(前出・ワイドショーデスク)

 実は川上氏がここまで感情的になった背景には、他の要因も絡んでいる。

ADVERTISEMENT

大手芸能事務所「スターダストプロモーション」にコロナ禍が直撃

「今の時期にうちの名前で…」と語気を強めた様に、いま、ももクロの所属事務所「スターダストプロモーション」をコロナ禍が直撃しているのだ。

「昨年感染した横浜流星や中川大志をはじめ、今年に入っても仲野太賀と森川葵等、所属タレントの感染発表が続いています。ももクロでも百田だけでなく玉井詩織が感染。更にはももクロの“妹分”的存在の『エビ中』こと『私立恵比寿中学』や“弟分”的存在の『超特急』からも複数の感染者が続出する事態となっています。事務所としてきちんと検査をしている証とも言えますが、川上氏が相当ナーバスになるのも無理はないですよ」(前出・ワイドショーデスク)

横浜流星 ©文藝春秋

「スターダストプロモーション」は多くの人気タレントを抱える大手芸能事務所。故に1人1人の感染が及ぼす影響も大きい。

 ドラマや映画、イベントや番組出演、様々な仕事が入っているからだ。最近でも女優の永野芽郁(21)が感染。戸田恵梨香(32)とW主演中のドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(日テレ系)の撮影が中断してしまった。番組制作会社のスタッフが明かす。

「ハコヅメ」主演の永野芽郁(右)もコロナ罹患。撮影延期など影響が出た 公式ホームページより

「誰が悪いという訳でもないですし、芸能界全体を見ても感染が増えていますから、永野さんだけが殊更責められることはなかったようです。とは言えドラマは中断し、急遽特別編を放送する等の対応に追われたのも事実。迷惑を掛けた形となった永野さんのマネージャー陣は、共演者にドラマスタッフにと関係各所に菓子折りを持って“謝罪行脚”していましたね」