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「中国の人々がずっと支えてくださって』
「福原はインタビューの中で『とても苦しい1年間だった』と発言しています、これはもちろん3月に『NEWSポストセブン』や『週刊文春』が報じた不倫報道のこと。そして続けて『とてもきつかったけれど、中国の人々がずっと支えてくださってなんとか生きてくることができました。中国の皆さんの支えに感謝しています』と発言したんです。それじゃあまるで『日本や台湾ではバッシングされた』と言っているようなものじゃないですか」
3月の不倫報道後、福原さんは今年7月に台湾の元卓球選手・江宏傑さんと離婚に至っている。
福原さんの不倫・離婚騒動は日本、台湾、中国のそれぞれで話題になった。総じて言えば、日本と台湾では福原さんに厳しい論調が強く、中国では福原さんを擁護する声が大きかった。
台湾では「中国に媚を売っている」と厳しい反応
「台湾と中国は“犬猿の仲”ですからね。オリンピックでは中国との関係で「台湾」名義を使用できず「チャイニーズタイペイ」として出場し、旗も特別なオリンピック旗を使用しています。それもあって台湾では大会期間中は反中感情が高まる時期なんです。福原の発言が報道されるとすぐに『中国に媚を売っている』など厳しい反応が相次ぎました。江さんと結婚して台湾に住んでいたのに、“中国寄り”と判定されたら台湾での立場はかなり苦しいものになります。福原本人もそれはわかっていたはずなのですが……」