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《新選組異聞》「寝込みを襲い、愛人もろとも」土方歳三が初代筆頭局長を粛清した時の“スゴい手口”

コミック版『新選組血風録』ついに完結

2021/09/18

source : 文春コミック

genre : エンタメ, 読書, 歴史

芹沢VS 近藤 一触即発の危機

 筆頭局長となった芹沢の、傍若無人な振る舞いが目に余るようになる。ある日、料亭で酔った芹沢が「亭主を呼べ!」と暴れ出した。同席した土方が機転を利かせて亭主を逃がしたが、それを察知した芹沢は、土方の首に刃を向ける。

 

 新選組結党から5か月目、芹沢派が途方もない「いたずら」をした。会津藩から借りている大砲を持ち出し、豪商の下に押しかけて蔵に鉄の玉を打ち込み、御用金1万両を脅し取ろうとしたのだ。

 

 大坂に巡察に行った時のこと。酔った相撲取りが新選組一行に通せんぼをした。芹沢は制止する近藤を振り切り、力士を一刀両断にしてしまう。その後、怒った仲間の力士40~50人が仕返しに現れ、新選組との大乱闘に発展してしまう。

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 芹沢は商人・菱屋太兵衛に多額の金を借りていた。菱屋は借金の催促をするために、妾のお梅を新選組屯所に遣わす。お梅の美貌は隊内でも評判になったが、芹沢はお梅を手込めにしてしまう。ところがその後、お梅は芹沢の寝所に通うようになり……。

 
 
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