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「すごく可愛いし、飼いたくなったけど...」保護猫の譲渡会で20代イラストレーターが感じたこと

作者・フナカワさんと一緒に振り返る「あざらし、猫をかう。」

2021/10/12

source : 文春コミック

genre : エンタメ, 読書, ライフスタイル

初めての譲渡会。すぐに申請しなかった理由は?

 近所で保護猫の譲渡会が行われることを知って、実際に猫に会ってみたことも。

 

フナカワ その時はコロナが深刻化する前だったので、事前予約も必要ありませんでした。会場は駅近くの集合住宅の共有スペースで、オープンな雰囲気でしたね。猫ちゃんに会って「引き取りたい」と思ったら、必要書類をその場で書いて提出して、審査に入るのだと思います。

 

 サイト上で気になっていた2匹は案の定可愛い! 大きくなった2匹を想像して、猫を飼う気満々になったフナカワさん。

 けれどその日は寄付だけして帰ることに。その理由は?

フナカワ その時に会った2匹はすごく可愛いし、飼いたくなったけど、その場で書類は書きませんでした。家も狭くて、猫を迎えられる環境ではなかったんです。その日の譲渡会は家族連れが多くて、その中だと自分は「猫見たさにやってきた若者」に見えただろうな、って……。譲渡会の方々はとても親切だったけど、猫を受け入れられる態勢を整えてから申請しようと思いました。

 

思いきって、猫を暮らせる物件にお引っ越し

 そこで、思い切って引っ越しをすることに。すぐに新居を探し始め、3LDKの好条件な家に引っ越します。

フナカワ マンガだとすごい速さで引っ越したみたいになってるけど(笑)、実は3軒ほど見て回りました。もちろん、ペットOKは絶対条件です。あと、自分は家で仕事をするので、仕事部屋と猫の部屋を分けられるように、部屋の多い物件を探しました。

 

 そんな矢先、つい最近会ったばかりの2匹の里親が決まったことが判明! 残念ながらタイミングが合わず、フナカワさんは運と縁の大切さを痛感します。

 

フナカワ マンガでは大ショックを受けているけど、内心「引っ越してる間に他の里親に決まっちゃうだろうなあ……」とも思っていました。譲渡会でも沢山の人が見に来ていたし。でも、ご縁が無かった2匹のことはその後も気になってはいて、SNSで2匹の近況を知って、無事に引取先が見つかったことにほっとしたりもしました。

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