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縄文人に続き、大陸から渡ってきた弥生人。その後、古墳時代に東アジアからやってきた集団の古墳人。その3つが、現代日本人の祖先である可能性があるという。

 

今回新たに見つかったルーツ、古墳人。

古墳人の復顔 提供:群馬歴史博物館

金沢大学・覚張隆史助教:
弥生人と似たような、のっぺりしたのが特徴で、薄い顔。縄文的な要素が下がってきている。女性も古墳人の方が、より薄い、のっぺりした顔立ちになっている

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古墳人の女性の復顔 提供:群馬歴史博物館

また、その古墳人が今の日本人の特徴に一番近いという。

金沢大学・覚張隆史助教:
(現代人は)割合としては、古墳人と定義した人たちの影響が非常に大きい。半数まではいかないが4割…ほぼ半数ですね

 

あのアナウンサーの顔への”判定”は…

そこで今回、覚張助教に特別なお願いをした。

(Q.先生に現代人の写真を見ていただいて、「こっち寄りの顔なんじゃないか?」など教えてほしい)
金沢大学・覚張隆史助教:

(石川テレビ・稲垣真一アナの顔は)少しのっぺりしている部分もあるので、弥生人以降の薄い顔立ちではないかと。部分的に見ると、少し彫りが深い部分もあるので、縄文人と弥生人の混合かな

稲垣アナは“縄文人と弥生人の混合”顔

続いて、向山侑希アナウンサーの顔を見てもらった。

金沢大学・覚張隆史助教:
お顔も凹凸がありそうなので、縄文人の雰囲気が出ているのかなと。ちょっと濃いようなイメージ

縄文人顔だという向山アナ

ちなみに谷本正憲知事の顔は?

金沢大学・覚張隆史助教:
復顔の中でどれが一番近いかというと、古墳人の顔立ちに近いように見える。凹凸が少なくて、少し薄めの顔立ちかなと

谷本知事は古墳人の顔立ちに近い?

今回新たに浮かび上がった日本人のルーツ。覚張助教によれば、今後研究が進むにつれ、さらなるルーツが見つかる可能性もあるという。

 

金沢大学・覚張隆史助教:
現代人の遺伝的な要素には、縄文時代の人たち、弥生、古墳の3つの要素が入っている。ただ、その3要素だけでなく、多様な要素が複雑に絡み合って現代日本人が生まれた可能性も残されている。今後も研究を継続していけたら

毎日の生活で必ず目にする自分の顔。あなたの顔は何人顔?

(石川テレビ)