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いつまでも「子猫気分」な2匹。飼い主も心地よく過ごすコツは“適度な距離感”?

いつまでも「子猫気分」な2匹。飼い主も心地よく過ごすコツは“適度な距離感”?

「オレアザラシの食う寝るにゃんこ」著者・フナカワさん インタビュー<後編>

2021/11/10

source : 文春コミック

genre : エンタメ, 読書, ライフスタイル

note

猫と暮らすには「適度な距離感」が大切かも?

ーー1年半以上一緒に過ごしてみて、外見だけではなく性格も大人になったと感じますか?

フナカワ 変わったと思います。どちらも子どもの時より甘えん坊になりました。親がいなくならないから、ずっと子猫気分なんだろうなあ…。

 家で飼われている猫はお布団をこねることがあって、それは母猫からおっぱいをもらおうとする行動だと聞いたことがあります。ハクとアワも、大人になった今もお布団をこねています。

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フナカワさんの足の間に2匹とも入ってくることも ©文藝春秋

ーー可愛いですね。だんだん猫と暮らしたくなってきました。

フナカワ 猫はいいですよ。思えば、知り合いのイラストレーターも猫を飼っている率が高いですね。家で仕事する人が多いから、お世話しやすいのかもしれません。

 でも、一緒にいすぎるのも依存性が高くなりすぎて大変だそうです。例えば一人暮らしで1匹だけ飼っていると、お互い精神的に頼りすぎてしまう。猫の方も、ずっとべったり、ではなく、1匹で過ごす時間が必要みたいです。今は僕とラッコと猫2匹で暮らしているので、それぞれが干渉しすぎず、ちょうどいい距離感で過ごせているのかもしれません。

ーーフナカワさん、ありがとうございました。

 フナカワさんの新刊『オレアザラシの食う寝るにゃんこ』は11月10日(水)より発売です。

オレアザラシの食う寝るにゃんこ (文春e-book)

フナカワ

文藝春秋

2021年11月10日 発売

いつまでも「子猫気分」な2匹。飼い主も心地よく過ごすコツは“適度な距離感”?

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