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【母親が覚せい剤所持で逮捕】《大津小1女児暴行死事件》17歳と6歳の子供を残して母親は大阪に滞在「毎日楽しかったらなんでもいっか、、、笑笑」

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「毎日楽しかったらなんでもいっか、、、笑笑」

 事件当日、警察での事情聴取を終えると母親と少年は一度自宅へ戻った。「オレ、捕まるのかな……」という冒頭の発言は、その夜のものだ。

 翌8月2日にはMちゃんの司法解剖が行われ、100カ所ほどのアザや内臓破裂、肋骨の骨折が確認された。同日、警察は詳しい事情を聞くために自宅を訪問。母親と少年に任意同行を求め、警察署で別々の部屋で聴取した。

「母親は警察の事情聴取に『子どもに手を挙げたことはない』『息子がMを叩くところを見たことがないし、可愛がってくれていた』と説明。しかし少年は取り調べに対して『妹の世話が辛かった。泣いてうるさかった』『言うことを聞かなかったので、髪の毛を引っ張ったり叩いたり踏みつけたりした』『自分がやりました。母はやってない』と供述した。母親は『Mちゃんの死とは直接関係がない』と早々に判断されたが、少年への取り調べは続き、8月4日に傷害致死の疑いで逮捕された」(同前)

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Mちゃんが倒れていた公園の様子 Ⓒ文藝春秋

 警察発表によると、Mちゃんに対する少年の暴行が始まったのは7月22日だという。その前日の7月21日にMちゃんの母親は「今日から夏休みです。ワクワクで、何しようかな?毎日楽しかったら何でもいっか、、、笑笑」というコメントとともに笑顔のMちゃんの写真をSNSに投稿している。

 前出の一家をよく知る人物が明かす。

「母親は大阪出身で41歳。ですが、色白で髪も綺麗な茶色に染めているので若く見えます。最近まで介護施設に勤務していましたが、今年5月に退職。その頃から経済的には苦しい状況だったようです。少年は母親似で色白なイケメンで8年前、小学校3年生の時から母親の元を離れ、児童施設で暮らしていました。Mちゃんは大人しい性格です」

 しかし今年4月にスタートした初めての「家族水入らず」の生活は、順調とは言い難いものだった。

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