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日本の“ぶどう”品種をパクった韓国農家を直撃 驚きの言い訳「シャインマスカットがヒットしたので」

source : 提携メディア

genre : ビジネス, 国際, 商品

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韓国ソウル市にあるセレブ御用達の高級デパートで最近、とあるブドウが物議を醸している。韓国産として売り出された超高級ブドウその名も「大黄玉」。

 

値段はなんと一房、日本円で約6000円。

 

日本の品種「ほろよい」と「大黄玉」が酷似

大黄玉は日本の「ほろよい」という実は大きく、黄緑色の皮がほんのり赤い品種のパクリ疑惑が浮上している。日本で10年以上かけて開発されたほろよいと韓国産の大黄玉が酷似しているという。

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大黄玉を栽培しているハウスの中には商品価値がないと判断したのか、多数のブドウが落ちている。すでにブドウの収穫は終わっていたが、確かに大黄玉の残骸があった。

 

農家に直撃取材をするとあっさりとほろよいを無断で栽培したことを認め、「以前シャインマスカットがヒットしたので次の日本の品種を探していた。韓国の農家は日本のように匠の精神はない」と話している。

 

この農家によると、ほろよいの栽培は難しく渋みが強くなってしまい、本物の味からはほど遠い。デパートからの追加発注はゼロだという。

 

記者が入手したブドウを一口食べてみると、果汁があるが、かなり苦みが強く、あまり甘さは感じなかった。

 

苗木は全て中国から輸入

日本で厳重に管理されているほろよいがなぜ韓国に持ち込まれたのか。韓国の苗木販売業者にほろよいの苗木の入手ルートを聞くと、すべて中国から輸入したとの答えが返ってきた。

 

さらに韓国の苗木販売業者は…

韓国の苗木販売業者:
韓国に悪口言わないでください。日本は“日帝時代”に韓国の品種をたくさん盗んだ。それも泥棒だ

 

長野県でほろよいを栽培する「飯塚果樹園」は、韓国での行為は丹精込めて育てたブドウへの気持ちを踏みにじる行為だと話す。

飯塚果樹園・飯塚芳幸さん:
散々苦労を積み重ねてやっと商品にしたものが簡単に栽培してすぐ儲けられるそういう発想自体が人間性を疑うというか常識外れ、非常に腹立たしい

 

(「イット!」11月9日放送分より)

日本の“ぶどう”品種をパクった韓国農家を直撃 驚きの言い訳「シャインマスカットがヒットしたので」

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