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ABEMAの内情を知るディレクターは…
加えて「煽り映像」も種明かしされる事態となる。
「自分の掌に唾を吐きかけて朝倉の頭を触った選手は、事前にプロデューサーを介して朝倉側に了解をとったことを暴露した」(同前)
朝倉は事前の了解を否定する一方「ABEMAの中の誰かが勝手に僕の許可をとったと言ったのかも」と制作側に疑惑の目を向けた。
ABEMAの内情を知るディレクターは同社の格闘技担当・Kプロデューサーに冷たい視線を投げかける。
「テレビ朝日の元プロデューサーで、出向という形でABEMAに来ている格闘技番組の“ドン”。今回の企画も問題視されていたが、誰も止められなかった」
K氏は過去に複数のトラブルを起こしてきたという。
「お気に入りの選手が出場しなければ大会を放送しないと言い、実際に放送が打ち切りとなった団体もある。最近、ABEMAの格闘技中継でプロレスまがいの場外乱闘が多発しているのも、やりすぎだと批判の声が上がっています」(同前)
ABEMA側に事実関係や見解を問うたが、締め切りまでに回答がなかった。
朝倉は「格闘技を広めるためにやったが、いい広がり方にならなかった。弱い者いじめになった」と反省。ケンカはダメ、ゼッタイ!