1ページ目から読む
2/2ページ目

安倍総理の姿を見て……

――政治の世界でも「女性には無理だ」といわれることが多いのではないでしょうか。そうした中で風穴を開けてきたひとりが、高市さんだと思うのですが。

「私は今の仕事でも相当、体力的にはきつい所を、歯を食いしばってやっています。これまでの仕事もそうでした。やはり『男性のほうが体力があるなあ』と思うことが、たびたびありました。私が総務大臣をしていた時のことですが、当時の安倍総理と一緒に被災地に行ったことがあります。総務大臣は、消防や地方財政も所管していますから、瓦礫の中を長時間歩きましたが、その時、『男の人はやはり体力があるな、強いな』と思ったものです。

©iStock.com

 天皇陛下のご公務を何度か神事を含めてお側で拝見させて頂いたことがあるのですが、『ああ、これは大変だ』と、つくづく思いました。立ったり座ったり、あの重い装束でなさる。寒い中をずっと宮中の三殿を歩かれて長時間、務めておられるのを拝見したこともあります。垣間見る陛下のご公務のありようだけでも、私では無理だと、それほどの激務だと感じました。女性でも、できなくはないのかもしれませんが、相当お辛いことだと拝察致しました」

ADVERTISEMENT

 保守派のホープである高市議員の話は、このほかにも、地元奈良で育まれた皇室への思いの原点から、旧宮家の男系男子の皇籍復帰までおよんだ。インタビュー全文は「文藝春秋」1月号(12月10日発売)と「文藝春秋 電子版」に掲載される。

文藝春秋

この記事の全文は「文藝春秋 電子版」で購読できます
経済安全保障に国民の理解を