「原田がフジテレビアナウンサーに内定したという情報は、櫻坂46の内部でもごく限られた人間しか知りませんでした。運営はさすがに把握していましたが、メンバーも大半は知らなかったという徹底ぶりです。ただフジテレビ内定のリークが出たことに本人はそこまで焦っている様子でもなく、『ニュースになっちゃったからもうしょうがない』と、報道後は周囲に内定の事実を認めているようです」(櫻坂関係者)
櫻坂46の原田葵(21)が、フジテレビにアナウンサーとして内定したことが、「週刊新潮」(11月25日号)によって明らかになった。原田は現役の法政大生で、卒業予定の2023年春からフジテレビに入社することになりそうだ。
原田が法政大学に入学したのは、櫻坂46の前身グループである欅坂46在籍中の2019年4月のこと。その前年の5月からは受験勉強のためアイドル活動を休止し、入学後の2019年7月から活動を再開している。「くりぃむクイズ ミラクル9」「Qさま!!」(ともにテレ朝)などのクイズ番組への出演も多い櫻坂の“インテリ”枠だ。
原田がフジテレビに入社するのであれば自ずとアイドル活動は終了ということになるが、卒業はまだ公式に発表されていない。そのタイミングを合わせていたということもあるが、報道が出るまで原田が周囲に黙っていたのには理由がある。
「アイドル出身者に限らずアナウンサー内定者は『内定したということを誰にも言うな』とテレビ局から釘を刺されるんですよ。内定後すぐは、社内でも人事部くらいしか把握していない。入社前からメディアに追いかけられたり、リーク情報が出て騒がれれば内定辞退ということにもなりかねませんからね」(キー局の中堅社員)
坂道グループからのキー局アナウンサーは、2018年に日テレに入社した乃木坂46の市來玲奈(25)、2019年にテレビ朝日に入社した斎藤ちはる(24)についで3人めということになる。
原田についてはテレビ朝日とフジテレビを選べる立場だったと報じられているが、テレビ局はなぜアナウンサーとしてアイドル出身者を求めているのだろうか。