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[サイドのツーブロック + 襟足長め]は、ワルの象徴的なヘアスタイル

 2007年のヤンキー映画「クローズZERO」では、小栗旬演じる「滝谷源治」はトップの長さを強調したヘアスタイルをしています。サイドがツーブロックなのでトップが盛り上がって見え、リーゼントの様なシルエットになり、ワルを印象付けています。

 
(著者提供)

 また、原作にあたる90年代のヤンキー漫画「クローズ」の主人公「坊屋春道」も、ツーブロックではないものの、[リーゼント + 長い襟足]のヘアスタイルをしています。

 このことから、ワルそうに見えるのは「ツーブロック」ではなく、[サイドのツーブロック + 襟足長め]だと言えます。

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学校の先生は髪のプロではない

 生活指導の先生から、癖っ毛なのに「パーマをかけているだろ!」と言われてしまったり、元から髪色が明るいのに「黒染めしなさい!」と怒られる“学校での理不尽なエピソード”は、どの世代のお客様からも聞いています。

 しかし、生活指導の先生は髪の毛のプロではありません。もし、同じように「ツーブロック“ヘア”」について勘違いしているのだとしたら、仕方がない事です。

 ですが、間違いを「潔く認めて、正す」ことに、Z世代は敏感に反応しています。その昭和スタイルは「誰得?」なことばかりですし、令和ではそれは「教育的指導」とは呼べません。

 この記事によって、「ツーブロック禁止」の校則が撲滅されることを願っています。