平凡な夫婦の幸せは、なぜ壊されなければならなかったのか?
国有地が不当な価格で売却された事件の渦中で、関係者の名を隠蔽するために公文書の改ざんを命じられた近畿財務局職員・赤木トシオ。その妻、マサコが「夫の死の真実を知る」ために国と闘うことを決意するまで、そして現在の迷い、怒り、葛藤とは――!?
「週刊スピリッツ」連載の『がんばりょんかぁ、マサコちゃん』から第1話を紹介する。
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「がんばりょんかぁ」とは、赤木さん夫妻の故郷の岡山弁で「がんばってるかい」という意味だそうです。この物語の続き、『がんばりょんかぁ、マサコちゃん』第2話は、1月31日発売の「週刊スピリッツ」第9号に掲載されています。