講義前夜、朝日新聞の女性記者のマンションに一泊
「ボランティアなので出していません。講師としてじゃないです。勉強になるんで、行ってるだけです」
当初はボランティアなので兼業届は必要なく、さらに師範をしていることさえ否定したが、次第に回答は二転三転。
――2013年から一度も報酬は貰っていないのか。
「自分が(ゲスト)講師として行った時には講師代を貰います。講師として年に1回講義はしています」
――無給ではなく?
「1回30万……いや20万、30万か。講演に兼業届はいりません」
と、講演で高額の報酬を貰ったことは認めた。
講演で5000円以上の報酬を得た際には「贈与等報告書」を提出することが国家公務員倫理法で規定されている。だがこの9年間、藤井氏が所属していた内閣官房、経産省、防衛省で、藤井氏は不識塾の報酬についての贈与等報告書を提出していなかった。
そして2月8日付けで藤井氏は更迭、経済産業省に出向する辞令が出された。
だが問題はそれだけではなかった。妻を持つ藤井氏が不識塾の講義前夜、一泊したのは、朝日新聞の敏腕女性記者の自宅マンションだった――。
このほか、藤井氏の人物像、藤井氏を引き上げた大物官僚、不識塾のゼミに藤井氏の所属省庁の利害関係者がいたこと、藤井氏が不倫デートを楽しんだ敏腕女性記者の素顔、藤井氏の問題についての経済安保室と朝日新聞の回答など、詳しくは2月9日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」及び2月10日(木)発売の「週刊文春」が報じている。
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