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「作家業で得た知識が演技に活かされている」

 91年にパワーズを解散。一旦は芸人に見切りをつけ「竜泉」の名で放送作家業を始めるが、翌年、勝俣とK2を結成するや、勝俣の知名度にもあずかって『笑っていいとも!』レギュラーの座を獲得。99年には、放送作家としても参加する『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の名物企画「七変化」の仕掛け人として登場。『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』では内村光良らと共にドーバー海峡横断遠泳を成功させるなど、バラエティの二大トップの番組にかかわった。

勝俣州和 ©文藝春秋

 一方、96年にはSABU監督の『弾丸ランナー』で銃オタクの刑事役を掴み、以降SABU作品に連続起用されることで俳優としての道も開けていく。ドラマは『外事警察』『七つの会議』などNHK出演が多く、大河ドラマも『平清盛』など3作出演。

「芸人時代は人力舎所属だったが、俳優路線を取るべくオダギリジョーらを擁する鈍牛倶楽部に移籍した。01年にK2解散ののちも放送作家は“ガキ使”などを07年頃まで続けており、『作家業で得た知識が演技に活かされている』と語っている」(芸能デスク)

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 結婚はしているが、詳細は明かしていない。

「萩本の影響か、昔から私生活には口が重い。芸人活動をしなくなった今は勝俣と共演することもほとんどない」(同前)

 芸人、作家を経て、今は俳優一役。