ある日いきなり、仲良しだったママ友の有紀ちゃんが消えた。「子供を置いていなくなった」「男と逃げたんだって」と瞬く間に広まるうわさ。幸せの只中にいたはずの彼女に、いったい何があったのか――。
『消えたママ友』(野原広子 著、KADOKAWA)は、ほのぼのした絵柄と裏腹に「ママ友」をとりまく複雑な人間関係をシビアに描きだしたコミックエッセイ。2018年から主婦向けの生活実用情報誌『レタスクラブ』で連載され、2021年には優れた漫画作品に贈られる手塚治虫文化賞短編賞を受賞した話題作です。本作より第1章を抜粋して公開します。
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