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「聖にとって、タトゥーはリストカットと同じようなものだった」
13年9月、ジャニーズ事務所は「度重なるルール違反行為があった」と田中の契約解除を発表。事務所に無断で会員制バーの運営を行っていたことが理由のひとつだった。
前出の元恋人が明かす。
「私と彼は数年前、彼が経営していた西麻布の会員制バー『C』で出会いました。まだ肉体関係を持ってない時に『ほしいだろ?』って下半身の画像送ってきたりして、間もなく男女の関係になった。彼は“奉仕系”。『お前の眼も手も足も俺のもんだから』って、頭から足の先まで全身舐めてくる。
当時はお金に困っていた。信じていた人にお店のお金を持ち逃げされたらしく、人間不信になっていました。何回も自殺しようとして精神科に運ばれたこともあった。その度にタトゥーが増えていったんです。聖にとって、タトゥーはリストカットと同じようなものだったみたいです」
そんな田中の心の拠り所になっていたのは、青春を捧げた「KAT-TUN」の存在だったという。
「昨年4月、『今日新しいの彫ってくる!』と言って、その後、彫ったばかりのタトゥーの写真を送ってきました。左腕に刻まれたのは、数字の6、3、2、2。KAT-TUNがデビューしたのが、06年3月22日なんです。彼はKAT-TUNの10周年を記念してその数字を体に刻んだんです。『俺のルーツだ』って言ってました」(同前)
だが、田中はそんな“美談”を語る一方で、日常的に大麻やコカインを使用していた。田中の知人が匿名を条件に打ち明ける。