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核の傘は「幻想です」

「日本において『核』は非常にセンシティブな問題だということは承知しています。

 しかし、そもそも『核とは何か』を改めて冷静に考える必要があります。

 核の保有は、私の母国フランスもそうであるように、攻撃的なナショナリズムの表明でも、パワーゲームのなかでの力の誇示でもありません。むしろパワーゲームの埒外にみずからを置くことを可能にするものです。『同盟』から抜け出し、真の『自律』を得るための手段なのです」

プーチン大統領 ©共同通信社

 ウクライナ侵攻を機に日本では、「核シェアリング」が議論されている。トッド氏はどう見ているか。

「『核共有』という概念は完全にナンセンスです。『核の傘』も幻想です。使用すれば自国も核攻撃を受けるリスクのある核兵器は、原理的に他国のためには使えないからです。中国や北朝鮮に米国本土を核攻撃できる能力があれば、米国が自国の核を使って日本を守ることは絶対にあり得ません。自国で核を保有するのか、しないのか。それ以外に選択肢はないのです」

 トッド氏のロシア侵攻後、世界初のインタビュー「日本核武装のすすめ」は、4月8日(金)発売の「文藝春秋」5月号に全11ページにわたって掲載されている。

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