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《カムカム最終回》「大手事務所への移籍を拒否」川栄李奈がおバカキャラから一転 、AKBで一番の出世頭という“ひなたの道”を歩む「ホントの理由」

《カムカム最終回》「大手事務所への移籍を拒否」川栄李奈がおバカキャラから一転 、AKBで一番の出世頭という“ひなたの道”を歩む「ホントの理由」

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卒業後は「AKB48卒業生で一番の成功者」に

 記憶力の良さは当然女優業にも活かされているところだ。関西弁や英語も操る「ひなた」役を難なくこなすのも、実力があってのことだろう。

初代ヒロインを演じた上白石萌音と 本人のインスタグラムより

「昔から大人に対する観察力も高かった。心を許すのは仲のいいメンバーと一部のスタッフのみで、かなり用心深いところもありましたね。当時から多くのAKB48メンバーが在籍する大手芸能事務所への移籍が内定していたのですが、川栄はこれを拒否。普段から現場で目にしていたその事務所のマネージャーの振る舞いや、女優業における評判などを総合的に踏まえた上での判断だそうです。結局は卒業後にエイベックスグループに入りました」(前出・元AKS関係者)

本人のインスタグラムより

 その後、女優として目覚ましい活躍を遂げたことから見ても、川栄の選択は大正解だったのだろう。今では「AKB48卒業生で一番の成功者」と言われるまでになった。

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 卒業後、しばらくはピンの女優としてAKB48とは一定の距離を置いているようにも見えたが、今年3月には久々に秋葉原のAKB48劇場に登場した。“特別な絆”で結ばれたメンバー・入山杏奈(26)の卒業公演だ。多忙な中で駆け付けた川栄の姿を見て入山は「ありがとう、朝ドラ女優!」と涙した。川栄も「卒業おめでとう。キレイだね」と目を潤ませて抱き合った。