1ページ目から読む
4/4ページ目

 ジャニーズ事務所を辞めて以来、マネジャーである飯島氏がかつてのパイプを生かして仕事を作ってきたが、ここに来て完全復活の兆しが見えてきたというわけだ。

「やはり今年8月に“女帝”メリー喜多川さんが亡くなったのが大きいでしょうね。飯島さんにもメリーさんにも、どちらにも恩を感じている業界関係者はたくさんいますが、やはり年長のメリーさんには遠慮や忖度があったのでしょう。3人の起用には勇気がいったはずですよ。しかし来年には3人が完全復活。中居君もうまいこと合流できればいいんですけどね」(スポーツ紙芸能記者)

大野、堂本、大倉…“辞めジャニ予備軍”たち

 そして何よりも業界をびっくりさせたのが、11月1日付でジャニーズ事務所から独立しながらも、エージェント契約を結んだ元男闘呼組の岡本健一(52)だ。

ADVERTISEMENT

「1993年の男闘呼組の解散後、岡本はジャニーズに所属したまま俳優として活動してきました。長男の岡本圭人(28)も、Hey!Say!JUMPのメンバーとして2007年にデビューしています。その後、圭人は芸能活動を休止していましたが、今年4月に復帰。ジャニーズ所属の俳優として活動しています。つまり、親子2代でジャニーズに所属して、俳優をやっていたというわけです。

 父の健一は木村拓哉が慕う先輩としても知られています。エージェント契約は、ジャニーズ事務所にとっても、新しい時代に向けた布石なのでしょう。アイドル活動がきつくなっても、エージェント契約なら別れることなく、年齢なりの活動に切り替えて行きやすいですからね」(テレビドラマ関係者)

大野智(Johnny's netより)

 ジャニーズに残るべきか、出るべきか。他にも、まだ“辞めジャニ予備軍”はたくさんいる。嵐の活動休止のきっかけとなった大野智(41)、ジャニー喜多川氏亡き後のジャニーズ事務所に愛着がないKinKi Kidsの堂本剛(42)、そして焼き鳥チェーン「鳥貴族」の御曹司でもある関ジャニ∞の大倉忠義(36)も“その日”が近いと囁かれている。

〈ジャニーズを辞めたら、日本の芸能界では食っていけなくなる〉

 この不文律が完全に崩れ去る日も近いのかもしれない。

2021年「ジャニーズ部門」BEST5 結果一覧

1位:草彅剛が語るタモリ76歳の姿 SMAP解散後の反応と唯一怒られたこと「そのときにだけめちゃくちゃキレる(笑)」
https://bunshun.jp/articles/-/54003

2位:TOKIO復活を夢見た長瀬智也が「来年から本格始動」の裏側と、中居正広が地味に後退している「ある原因」《辞めジャニたちのいま》
https://bunshun.jp/articles/-/54001

3位:「帰るな!」記者はメリー氏に呼び出され5時間以上ジャニーズ事務所で詰問…見せしめのような“公開私刑”《SMAPはなぜ壊れたのか》
https://bunshun.jp/articles/-/53999

4位:「『キムタク』って呼ぶ奴に、俺側の人間はいない」と…頑なだった木村拓哉(49)を変えた、明石家さんまの“言葉”
https://bunshun.jp/articles/-/53996

5位:「お嫁さんも一緒に…」相葉雅紀と親友・横山裕“ビジネス仲良し疑惑”の真相とは《本当に仲のいいジャニーズ》
https://bunshun.jp/articles/-/53946