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「ディズニーが作れればいいんですけどね(笑)。」

――今後、どの活動に力を入れていきたいですか?

あいにゃん 私は一人しかいないじゃないですか。だから保つのが大変なんですけど、YouTubeとアパレルを「5:5」にしたい思いでやってます。今はブランドを大きくしていきたいのもあるんです。「あいにゃんのブランド」じゃなくて「アリーム」として売れて欲しい。今はその転換期を迎えていて、商品数やコンセプトを変えている最中なので、ちょっとブランドの比重が大きいんです。

 でも、YouTube更新頻度だけは上げたいと思ってます。とりあえず二人しか今いないので、人を増やしてやっていけたらいいねっていうのを今年の目標にしています。

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——新しく挑戦してみたいことはありますか?

あいにゃん ディズニーまではいかないと思うんですけど、ディズニーのように人が笑顔になれる場所を作りたいなっていうのが最終着地点です。ブランドはブランドで、もちろん店舗は欲しいんですけど、それともまた別に。この「あいにゃん」としてやってきたことの集大成として作りたい。

——具体的にどんな場所をイメージしてますか?

あいにゃん 「名物店主」的な人になっていきたいです。飲食店とか旅館とか何かしらのお店をもって、そこに皆が遊びにきてくれるような、そんな場所ができたらいいなという感じです。

©佐藤亘/文藝春秋

——YouTubeやSNSなどのWEB上の活動ではなく、実際にファンの人が「いつでも会いにこれる」場所がほしいのはなぜでしょうか。

あいにゃん 以前はショップ店員をやってたので、会いに行ける存在だったんですよ。ファンの方とはすごい近い距離感で今もずっとコミュニケーションをとりながらやっていて。イベントも好きなので、このスタンスのままやりたいなあと。今は会えない人の方が多いので、もっと会っていけたらなあって。WEBもいつまである媒体かわからないので、やれる限り続けて。活動はおばあちゃんになってもやりたい。やりつつも、どちらかというと直接会える方を多くしていきたいというのが目標です。

 ウォルト・ディズニーさんも言ってますけど、ずっと夢は持ち続けたいです。叶ったらまた次の夢を叶えていきたい。年齢的に子供も欲しいですし「子供がいても何歳になっても夢は叶えられる」を実現していける人間でいたいと思う。それを目指しながら、会える場も作りたい。笑顔になれるような……まあ、ディズニーが作れればいいんですけどね(笑)。