現地時間5月22日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平選手(27)がオークランド・アスレティックス戦に「1番・DH」でスタメン出場し、一回の第1打席に日米通算150号となる本塁打を放った。
打球飛距離443フィート(135メートル)と今シーズン最長の特大弾となった大谷。圧倒的強さの秘密はどこにあるのか。ストイックな大谷の生活について報じた「週刊文春」の記事を再公開する。(初出:週刊文春 2021年5月6日・13日号、年齢、肩書等は掲載時のまま)。
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メジャー4年目の今季から投打同時出場する「真の二刀流」が始動したロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平。4月21日には5号目、日米通算100号目となる本塁打を放った。
試合の日は愛車のテスラで“直行直帰”
岩手に住む大谷の父・徹さんを訪ね、「大活躍ですね!」と声をかけると、
「去年は怪我があったけど、今は体調的にはいいのかな。(18年に右肘を)手術して、投げられるようになったというのが一番嬉しいし、本人にとっても良かったなと。この前(4月5日)はスライディングを受けて怪我しそうだったので心配で連絡しましたけど、大丈夫で良かった。あとは時差もあるし、連絡なんてほぼしません。コロナもあって2年くらい会えていません」
そんな大谷の現地の様子をロス駐在のメジャーリーグ担当記者に聞いてみた。
「ホームで試合がある日は愛車のテスラで球場とすぐ近くの自宅マンションを直行直帰。車はガルウィング仕様のモデルXという車種でカラーは珍しいマットブラック。いつも専属通訳兼マネージャーの日本人男性と一緒に行動しており、女性の影は見当たりません」
3年前には都内のタワーマンションの一室を約2億円で一括購入している。
「部屋は最上階にあるメゾネットタイプで上下階合わせて120平米ほど。昨オフはコロナの影響もあって岩手にも帰省せず、外食や買い物も控えて練習以外はほとんどタワマンから出ることなく過ごしていたそうです」(スポーツ紙記者)