猫が苦手だったはずのお父さんが、いつのまにかメロメロに?そんな微笑ましい一幕がTikTokで話題になっている。

 

猫はきらいなので庭に猫除け設置します。だけどうちの子だけは特別らしい

動画に登場しているのは、3歳のサイベリアンの男の子「テオ」くんと、テオくんの飼い主であるHijo(@hijooooo18)さんのお父さん。

ふかふかの毛並みが可愛らしいテオくんを背中から抱きかかえ、笑顔でくるくると回っている。

「何してるの?」と言うようにお父さんを見つめるテオくんもかわいらしいが、なによりBGMに流れている「可愛い君が愛おしい!」「完全完敗夢中さ」という歌詞がぴったりの“メロメロ”な様子のお父さんに、ほっこりしてしまうこと間違いなしの動画なのだ。

 

この動画には「孫あやすみたいになってる(笑)」「猫が困惑してるの可愛い」「みててしあわせになれる」と癒やされた人たちのコメントが続々。お父さんの様子にも「ちょっと慣れてない感じ可愛い」とコメントがつくなど、9万8000以上のいいねがつく人気の動画となっている。(5月24日現在)

「猫嫌いのパパ 1年後」という動画の中の文字に、どうやら仲良くなるまでには1年がかかったようだが、そもそも猫が嫌いだったということが信じられないような仲良しっぷりだ。

投稿コメントにも「うちの子だけは特別らしい」とあったように、どうやらテオくんだけはお父さんの“特別”のようだが…。

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お父さんは「家族が気づいた時にはメロメロに…」

「猫嫌いのパパ」がここまで仲良くなるまでには、果たしてどんな道のりがあったのだろうか? Hijoさんと、お父さんにお話を聞いてみた。

まずはテオくんの飼い主で、動画の投稿者のHijoさんから。


――テオくんはどんな子?

サイベリアンの3歳、好きな食べ物は鱈のほぐし身で、好きなものはお父さん(愛称:おじじ)の手作りおもちゃ、脚立。チャームポイントは比較的長めの頬毛です。

くつろぐテオくん

――テオくんを家族に迎えた経緯は?

家族全員犬派でしたが、夫が猫好きで、二人の新居に迎えたのがテオです。実家へテオも一緒に帰省するのですが、おじじに一番懐いてしまい、懐かれたおじじがメロメロになってしまった為、なんだかんだで年間の半分くらいは実家で暮らして、もう半分は新居で渋々過ごしています。


――お父さんとテオくんはどんな感じで仲良くなっていったの?

初めの一年くらいは実家ではなくほとんど私たちの家で暮らしていたのでおじじとの関わりも少なかったのですが、帰省するたびにおじじがメロメロになってしまい、一年後にはああいう感じになりました。

初めは触り方もよくわかっておらず、程よい距離感を保っていたのが良かったのか、テオがおじじの後をつけるようになつき始め、おじじが特別なつかれているのでは?と家族が気づいた時にはメロメロになってしまったおじじです。