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篠原ともえ43歳“国際的デザイナー”となるまでの紆余曲折。シノラーブーム、台湾事件、中村獅童との交際報道…

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「ニューヨークADC賞」で、篠原ともえ(43)がデザインを手がけた鹿革の着物が、2つの部門でそれぞれ銀賞、銅賞を受賞した。

「世界で最も古い広告デザインの国際賞。篠原は『伝統の橋渡しをすることも、私たちデザイナーの責務だと思っております』と喜びのコメント」(芸能記者)

水森かおりの紅白出場衣装なども手がけた ©共同通信社

 今や“国際的デザイナー”篠原は、元々はもちろんタレント。1995年、16歳の時に石野卓球プロデュースでデビュー。翌年、吉田拓郎、KinKi Kidsらが出演する音楽バラエティ「LOVE LOVE あいしてる」のレギュラーに抜擢された。

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「頭の回転が早く、大物ゲストにも物怖じせず『~ですぅ』とハイテンションで迫るキャラで人気を博し、拓郎からも可愛がられた」(芸能デスク)

 また、前髪を揃え、原色を多用したファッションを模倣する10代女性が続出。安室奈美恵の“アムラー”の向こうを張って“シノラー”ブームを起こした。

個性的な「シノラーファッション」でブームを巻き起こした

「独自のファッションは、短大で服飾を学んだ篠原自身の創案。一見奇抜だが評価は高く、彼女がテレビ局入りすると、スタイリストの間に『プロが来た』と緊張が走ったという」(同前)

 2000年には「笑っていいとも!」のレギュラーにもなった篠原。だが翌年、事件が発生した。