「大きい声を出したのは、相手に聞こえるようにはっきり言わないと相手に伝わらないからです。コースは広いですし。僕は感情任せで言った言葉は一つもない。大西には『ラウンドが終わったら説明するね』と伝えたにもかかわらず、『ありがとうって言ったら終わりじゃん』と言われた。自分としてどうしたら良かったんですか? という思いがあります」
気持ちを切り替えようと思ったのに…
途中でバッグを運ぶのをやめ、ラウンド中に立ち去ったことについてはこう説明。
「私はそれでも気持ちを切り替えて、盛り上がって行こうと思っていた。すると、18番ホールのティーグラウンドで大西プロが『いまキャディー代われますか?』と競技委員に問い合わせ、『大丈夫』との確認がされた。そこで大西プロのコーチの石井忍さんがいるのが目に入ったようで、『忍さん、かつげますか?』と。石井さんは『大丈夫だよ』と答えたので、その時点で僕は担当キャディーではなくなったのです。それで、自分の荷物をバッグから出して、立ち去りました」
そして今回の騒動についてこう振り返った。
「今回は女性の選手が泣いてしまったということがクローズアップされてしまいました。そもそも僕は怒っていませんし、怒ったところで選手のパフォーマンスは上がりません」
JLPGAに今後の処分について問うと、「現在調査中で、現段階でお答えできることがございません。調査内容についても回答は差し控えます」と回答した。
食い違う大江氏と大西プロの言い分。JLPGAの調査の行方が注目される。
6月29日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および6月30日(木)発売の「週刊文春」では、大江氏の経歴やゴルフ関係者からの評判、過去に交際していた女子選手との“トラブル”などについて報じる。
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