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〈はい、420万、本日振り込みますね(^_^;)〉

〈いま振り込(ママ)ました!〉

〈逸見は愛してる〉

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 また、小誌は6月3日、逸見会長が自身の個人会社が所有する東京都中央区のタワーマンションにシステナの社用車のマイバッハで訪れ、A子さんと数時間滞在した後、東京ドームで巨人―ロッテ戦を一緒に観戦する様子を目撃。さらに7月18日~19日には神奈川・逗子の高級ホテルのスイートルームに二人で宿泊したことを確認している。

中央区湊の逸見会長の個人会社所有マンションから相合傘で外出 ©文藝春秋
ペアルックで歩く逸見氏とA子さん ©文藝春秋

 企業法務に詳しい大塚和成弁護士が解説する。

「金銭を介したいわゆる“パパ活”は、倫理・コンプライアンス上、問題のある行為です。ましてや家庭ある身での不倫となれば弱みを握られるなどのリスクもあり、上場会社の取締役としての資質を問われます。また社用車をデートで用いていれば公私混同です。少額でも人件費やガソリン代の損害を会社に与えているのなら、厳しくいえば特別背任罪の疑いもありますし、少なくとも民事上の善管注意義務違反になり得ます」

システナに質問状を送ると「会社としてはお答えいたしかねます」

 逸見会長とA子さんはどのような関係なのか――。システナに質問状を送ると、総務部の担当者が口頭でこう回答した。

「(A子さんとの関係は)個人のことになるので会社としてはお答えいたしかねます。当社としてはコンプライアンスに反する事実は認識できておりません」

――質問に対して会長自身が答えないのですか?

「質問内容は認識しています。逸見会長は当社の会長、代表でもありますので、会社としてお答えできないということです」

 システナは社員の行動規範として〈コンプライアンス重視〉〈社会常識や倫理的観点に照らして、正しい行動を行う〉と定めている。

 7月27日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」及び「週刊文春」7月28日(木)発売号では、逸見会長とA子さんの“パパ活”の具体的な様子やデートの写真、二人が金銭について交渉するLINEの内容などについて報じる。

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