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〈興行収入100億円突破〉「トム・クルーズに敬服」4人の元空自パイロットが「トップガン マーヴェリック」で興奮した場面とは

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トム・クルーズの肉体美

 前作から36年経過した現在は、「第5世代」といわれる高性能なジェット戦闘機に加え、ドローンや無人機も駆使して戦闘が行われるような時代となった。本作でもそんな時代背景が描かれている。

「映画の中でマーヴェリックもパイロットの存在感が薄れつつあることを認めながらも、無人機だけで戦う未来について『BUT、NOT、TODAY』と上官に反論しますね。マーヴェリックの言うように、コンピューターにはできない人間ならではの判断や勘、本能もある。パイロットが完全にいなくなる時代は、まだまだ先でしょう」(同前)


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 第1作目では訓練生がビーチバレーを繰り広げたが、本作では“マーヴェリック”と若きパイロットたちが上半身裸で、アメリカンフットボールで友情を深める。

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「私も同僚とよくサッカーをしました。戦闘機パイロットは同僚とスポーツをすることで絆を深めます。出撃前には相当な恐怖が襲ってくることもありますので、いかにリラックスして過ごすかも重要になります。あのシーンではトム・クルーズを中心にパイロットたちの絆が感じられ、その鍛錬された強靭な肉体もあいまって非常に印象的なシーンです」

 トム・クルーズの肉体美も見事なものだった。前出の赤塚氏が続ける。

「日本でも3年前までレッドブルのエアレース・ワールドシリーズが開催されていましたが、日本人の第一人者・室屋義秀さんが今49歳。50代であの肉体を維持し、戦闘機の高いGに耐えきるトム・クルーズは超人的な俳優といえます」