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インドア趣味の夫婦だったのに「600万円超のキャンピングカー」を迷わず購入…? 2人が語った高額車を決意できた“最大の理由”とは

いつも、どこまでも、キャンピングカーとともに #2

2022/08/21

 海辺の潮風に山の静寂。自然のなかにしかない経験は、ことさら強く記憶に残る。キャンピングカー購入と維持のハードルを乗り越え、自然との暮らしを手にしたオーナーたちの本音に迫る。(全2回の2回目/前編を読む)

どこまでも愛犬のペコとともに出かけると語る

◆◆◆

愛犬がきっかけで趣味が180度変化

 キャンピングカーを買ったのは、この子を家族に迎え入れたことがきっかけです。それまでは夫婦ともどもインドア趣味で、休みの日は美術館や映画館なんかに出かけることが多く、車も持っていなかったんですよね。

 でも愛犬のペコと暮らしはじめてから、自然の豊かな場所に行ったときのペコが、とても生き生きとしているのを感じて。おのずと、「限りある時間をできるだけ好きな場所で過ごしてもらいたい」と思うようになりました。

ベース車は「ハイエース ロングバン ハイルーフ」だ

 色々お出かけするのに車があった方がいいと思い、最初は中古のオデッセイを格安で買ったんですね。そのときは「ある程度広くて動けば何でもいいや」くらいの気持ちでした。

 それからどんどんアウトドアで遊ぶようになり、私たち自身も自然の魅力に引き込まれていって、その流れで「どうせならキャンプに行ってみよう」と。実際にやってみたらすぐにハマってしまいましたね。

 1年ほどして道具も増え、「もう少し大きな車が欲しい」と思い、キャンピングカーのビルダーさんからレンタカーを借りてみたんです。実際に旅行してみると、これまで触れてこなかった景色に触れられ、「これなら大切な思い出をつくっていける」と一気に購入を決めました。乗り出し価格は600万円ちょっとしましたが、一切迷いはなかったですね。

ワンルームの部屋のようにも見える車内

 ペコもこの車を気に入っているようで、私たちがお出かけの準備をはじめた途端に嬉しそうに動き回り、車のところまで行くともうニコニコしちゃって。ドライブも好きですし、車の中で寝るのも大好きで、車中泊のときにはいつも3人で川の字になって寝ています。冬キャンプではとくに、「早く乗せろ、車の中で寝かせてくれ」と激しくアピールしてくるんですよ。

イベント会場のアイドルと化していたペコ

 ペコは海の雰囲気が好きなので、海辺で遊んだり、SUP(スタンドアップパドルボード)に一緒に乗ったりもします。ペコ用のウェットスーツもあるんですよ。波打ち際では少し怖がったりもしますけど、一旦乗せてしまうと元気に喜んでいますね。

 私も全然、これまでSUPなんてやったことがなかったんですけど、ペコと一緒に海の遊びを楽しんでいるうちに、自然とやってみようという気になりましたね。

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