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「その離婚トラブルの頃から、心に闇を抱えた悪役が増えた。本人もキャラごとに表情を使い分けるなど役作りにはこだわり、大河ドラマ『真田丸』の北条氏政役などの怪演ぶりが高く評価されるようになっている。普段は近眼のためにメガネをかけていて、物静かな人なのですが」(同前)

 ヴァイオリニストの高嶋ちさ子の父で、髙嶋の叔父の髙嶋弘之氏に話を聞くと、

「政伸は面白い子でした。小さい頃、池に石を投げているときに石と一緒に池に飛び込んだこともありましたね(笑)。忠夫もジャズドラマーとして神戸で有名でしたが、政伸もジャズ好きでドラムも歌もうまかった」

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 15年に14歳下の医師と再婚。今年3月には第2子の次男が誕生するなど、現在の私生活は順調な様子。

 20年には「アパレル・デザイナー」で26年ぶりに映画主演。プロデューサーの井口喜一氏が明かす。

「真っ直ぐな性格の一方、デザイナーのクレイジーさも持ち合わせている役でした。髙嶋さんは、『20代から30代にかけての実直な役、40代のヒール役を経て、50代は今回みたいな両方が混ざった役ができたら』と話していました」

 朝ドラでも酒乱ぶりを見せつつ、「HOTEL」のようないい人役を熱演中だ。

 6月20日放送の回では、二ツ橋が大ケガで入院し、レストランが大混乱という展開になったのだが、

「実は今年1月には髙嶋さんがコロナ陽性となって、撮影スケジュールが変更されるドタバタもありました」(前出・ドラマ関係者)

高嶋の名前にもある“事件”が起こっていた

 一方、髙嶋の名前にもある“事件”が起こっていた。

「今年に入ってから、髙嶋の漢字表記をずっと使っていた『高』から、『髙』に変更したんです。字画などが気になったようで、心機一転ということのようです」(芸能プロ関係者)

 父は芸名の「高島」で活動、兄の政宏は「髙嶋」で活動していた。前出の弘之氏に聞いてみると、

兄の政宏は“変態キャラ”が話題

「戸籍は『髙嶋』のはずです。私も格好いいから『髙』を使っていました。ちさ子はどっちでもいいと気にしていないようですね(笑)」

 名前もイメチェンしたことだし、今後は「まさかやー」な役も見てみたい!

父・忠夫も料理番組の司会を長年務めた