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自宅周辺でカフェを営む男性(40代)も常連客の訃報に肩を落とす。
「コロナ以前は頻繁にお店を利用してくれました。仕事の打ち合わせで使ってくれたこともありますが、たいていはお1人でみえました。そういう時は、決まって台本やスポーツ新聞を開きながらコーヒーをブラックで飲むんです。愛煙家で、タバコはマルボロのミディアム。ウチも親族が同じマンションに住んでいるから、何度か偶然エレベーターでお会いしましたが、『どーも』って頭を下げて挨拶してくれました。
つい4、5日前もエレベーターで一緒でしたが、変わった様子はありませんでした。でも、志村けんさんがなくなった時期は様子がおかしかった。いつも以上に言葉数が少なく、押し黙って、かなり落ち込んでいる様子でした」
志村けんさんの実兄・知之さん「言葉になりません」
志村けんさんの実兄・知之さんは、落胆した表情でこう語る。
「上島さんの訃報はテレビで知りました。びっくりで残念しかないです。この家にもよく遊びに来てくれて……。ショックで言葉がでないです。弟の舞台を見に行った時や何回も会ってるからすごくがっかりです。言葉になりません、すみません」
「文春オンライン」が昨年11月に行った上島さんのインタビューでは、上島さんは志村けんさんを『人生の師匠』と慕い、心からその死を悼んでいた。