地を這う車体にドア2枚。「利便性」とはかけ離れた官能的なスタイルに、心酔してやまない女性たちがいる。流麗なボディを颯爽と駆る彼女たちの、愛車に傾ける情熱に迫る!
ここでは、愛機であるZ33に並々ならぬ愛情を注ぐ現役モデル「ももか」さんをご紹介!(全3回の1回目/続きを読む)
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名車・Z33を「仕様違い」でコレクション
スポーツカーに興味を持つようになってから、このZ33の魅力にすっかり取り憑かれてしまいました。実はこの他にも同じ型を所有していて、メインでは白いZ33に乗っているんですよ。そっちは外装からエンジン換装までガッツリ手を入れているんですが、この子はまだ外装だけなので、エンジンとか走りに関係する部分はこれからですね。
免許を取って最初の車は、軽のワゴンRスティングレーで、当時は特別車が好きというわけではなかったんです。ですが、友達の先代86に乗せてもらった時に「スポーツカーってこんなにスゴいんだ」と感動してしまって。
それからスポーツカーを目で追うようになり、この型のZが気になりだしたんです。最初はこの丸っこいフォルムが目について、「スポーツカーなのにズングリしているなぁ、あんなので速いのかな?」と思っていたんですけど……色々調べているうちに惹かれていって、いつの間にか恋に落ちていたんですよね。
もともとシンプルな外観が好きなので、白いZの方はあまり派手なパーツを使わずに仕上げています。でも、大好きなZ33の色んなスタイルを試したい気持ちがあって……まったく別の仕様をもう1台作ろうと、思い切って買ったのがこの子ですね。
こっちのZはあえてコテコテに、羽とかデカールとかで飾りつけています。とくに羽の部分は子どものお気に入りで、アスレチックみたいに上って遊んだりもしていますね。
このZにもまだ手を入れていく予定なのですが、実はもう1台、3台目のZをすでに買ってしまっていて……どんどん増えちゃって、自分でも笑ってしまいますけど、ほんとにこのZ33に惚れ込んでいるんですよね。
今後はサーキットも走ってみたいので、AT免許の限定を解除したいですね。ただ、まだ子どもが小さいので、まとまった時間を取れるのはもう少し先になるかもしれません。今のところ、ATでも十分楽しめていますので、そこまで急がなくてもいいのかなと思います。
今ではもう完全に、車が最大の趣味になっていて、美容よりも車にお金をかけている状態です。でも、心を豊かにしてくれるという意味では、車は美容に通じる部分があると言いますか……大好きな車が駐車場にあるだけで、生きるのが楽しくなりますよね。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。