地を這う車体にドア2枚。「利便性」とはかけ離れた官能的なスタイルに、心酔してやまない女性たちがいる。流麗なボディを颯爽と駆る彼女たちの、愛車に傾ける情熱に迫る!

 ここでは、ずっと憧れだったマスタングとのカーライフを楽しむ「りこぴん」さんをご紹介!(全3回の3回目/最初から読む)

ずっと憧れだったマスタングとのカーライフを楽しむ「りこぴん」さん

趣味を通じた「アメ車仲間」が財産に

 昔から車が好きで、なかでもアメ車には特別な思い入れがありました。HIP HOPが好きなこともあって、大きくてワイルドなアメ車に惹かれるんですよね。

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 それでも、免許を取ってしばらくは「最初だし、軽がいいのかな」とダイハツのコンテに乗っていました。運転に慣れながら、ずっと「いいアメ車ないかな」と中古車情報をチェックしていて、3年くらい前に見つけたのがこのマスタングだったんです。状態もよくて、即決しましたね。

エメラルドのような爽やかなカラーリングにド迫力のワイドボディ

 軽からの乗り替えだったこともあって、運転感覚が何もかも違って、最初から感動しきりでした。それからもずっと、マスタングに乗れる幸せを噛みしめていて、今でも乗る度にテンションが上がりますね。普段は足車のbBに乗っていて、マスタングは週末のお出かけやイベント参加がメインなんですが、日々乗ることを楽しみにしています。

リベット止めの跡がイカツイ印象を引き立たせる

 この車は2010年のモデルですし、アメ車の特性もあって、やっぱりメチャクチャ乗り心地は悪いんですけどね。でも逆に、自分にとってはそういう部分も魅力に思えてしまいます。パワー感というか、荒々しさをダイレクトに感じられるのがいいのかな。V8エンジンなので燃費も悪いですけど、アメ車に乗るからにはもう気にしていませんね。

 大好きなマスタングをお気に入りの仕様にしているだけでも満足していますが、それ以上にアメ車乗りの人たちとのつながりも楽しんでいます。色んなミーティングに参加して新しい友達ができたり、イベントで知り合いに声を掛けてもらったり。共通の趣味を通じてこんなに輪が広がっていくものなんだと、驚きつつも充実した時間を過ごしていますね。

ゴツゴツとしたボディキットがマスタングのマッチョなラインを強調

 あとは、ドレスアップ系のイベントに出展した際、何度か賞をもらったこともあって、そういう風に評価してもらえるのも嬉しいですね。イベントで展示していると、SNSで知らないうちに写真がアップされていて、「カッコいい」とコメントが寄せられていることも結構あって。愛車が色んな人の目に留まっていると思うと嬉しくなります。

アメ車乗りたちとの交流もカーライフの醍醐味なのだとか

 今はもうこのマスタングに夢中なので、しばらく他の車のことは考えられないですね。ピックアップトラックとかにも一度は乗ってみたい気持ちがありますが、この分だとだいぶ先の話になりそうです。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。