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「車弄りが好きすぎて、カスタムショップのメカニックとして働くようになりました!」22歳女性が明かす“唯一無二のロードスター”への“アツい愛情”

「車弄りが好きすぎて、カスタムショップのメカニックとして働くようになりました!」22歳女性が明かす“唯一無二のロードスター”への“アツい愛情”

「好き」に真っ直ぐ、クルマ娘 #6

2022/09/02
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 地を這う車体にドア2枚。「利便性」とはかけ離れた官能的なスタイルに、心酔してやまない女性たちがいる。流麗なボディを颯爽と駆る彼女たちの、愛車に傾ける情熱に迫る!

 ここでは、NC型ロードスターをDIYでカスタムする「みゆ」さんをご紹介!(全3回の2回目/続きを読む)

NC型ロードスターをDIYでカスタムする「みゆ」さん

塗装もカスタムもDIYで試行錯誤

 免許を取って最初の車は、お姉ちゃんのお下がりの軽自動車でした。もともとスポーツ系のMT車に興味はあったのですが、実家にあるのはAT車だけだったので、「今MTを取っても練習できない」と思い、はじめはAT限定で取ったんです。

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ポップなパステルカラーに攻撃的なエアロパーツで個性を表現

 しばらく軽に乗りながらお金を貯めて、限定も解除し、このロードスターを買いました。彼氏も大の車好きで、家に作業用のガレージがあるので、自然と二人でDIYの車弄りをするようになりましたね。

 ボディの塗装も自分たちでやっていて、仕事終わりに毎日通って作業して、休みの日はガレージに籠もりきり、という生活が続くこともありました。下地処理と吹きつけだけで1ヶ月くらいかかりましたね。大変でしたが、パステルカラーがキレイに出せたので満足しています。

 塗装以外の部分もほとんどDIYでカスタムしていて、たとえばこのオーバーフェンダーなんかも自分たちで試行錯誤しながら作りました。もともと物作り系の作業が好きだったこともあって、車を自分で弄ることに躊躇はなかったですね。

試行錯誤しながら自身で作成したというオーバーフェンダー

 まだ22歳で金銭的に余裕があるわけでもないですし、節約の意味でDIYをしている面も大きいです。これなら工具と材料費だけで済ませられるので、全塗装も4万円くらいのものでしたね。

インパネの配色もボディカラーと統一している

 車弄りが好きすぎて、カスタムショップのメカニックとして働くようになったんですよ。ロードスターで車弄りにハマってから、仕事としてもやってみたいと思うようになって。ちょうど、未経験者でも受け入れているショップがあったので、思い切って応募してみたんですね。結果として、色んな知識もつきますし、改造や整備の作業も楽しくて、大正解だったと思います。

 このロードスターはDIYの楽しさを教えてくれた車で、思い入れもあるのですが、実はもう乗り替えが決まっているんです。SNSで買ってくれる人を募って、無事に次のオーナーの方も決まって、あと1ヶ月ほどでお別れになります。

残されたロードスターとの時間を存分に楽しんでいる

 寂しい気持ちもありますが、新しい車は15クラウンで、今もう手元にあって色々作業を進めています。また一から自分で仕上げていくことになるので、その過程も楽しみですね。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

「車弄りが好きすぎて、カスタムショップのメカニックとして働くようになりました!」22歳女性が明かす“唯一無二のロードスター”への“アツい愛情”

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