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置きっぱなしの灯油タンクに「いつか火事になるのでは」

 仲はいい一方で、金銭的には難しい状況を抱えていた大家族。近隣住民の中には、一家の“ズボラ”な一面を迷惑に思う人も少なくなかった。

「数年前の台風の時に坂上さんの家の物置に立てかけられていたドアが風で飛んできて、ウチの車にぶつかったこともありました。普通、台風が来ると分かっていたら片づけるでしょう? Aさんの父親が『悪かったね』と謝罪にきましたが、ズボラな面はありましたよ。庭も除草剤をまくだけで草刈りはしないし、灯油タンクも置きっ放し。いつか火事になるのではと心配していました」

路上に面した場所に無造作に灯油缶が置かれていた ©︎文藝春秋

「弟の卓くんは伏し目がちで目を合わせず…」

 それでも大きな“近隣トラブル”という話は聞こえてこない。Aさん夫婦や子供たち、Aさんの父親は人当たりが柔らかかったという。しかしそんな一家で唯一「愛想が悪かった」のが、弟の卓さんだという。Aさんの知人は匿名を条件に卓さんについてこう話す。

現場検証の様子 ©︎文藝春秋

「Aさんは日焼けしてガタイも良く、子供たちも明るい印象でした。ただ会った時も弟の卓くんは伏し目がちで目を合わせず、声をかけても知らんぷり。乗っていた軽自動車も昨年から見なくなったので、てっきり家を出たのかと思っていました。Aさんは昨年、脳血栓の手術をして後遺症で発声が難しくなり、リハビリを頑張って最近ようやく回復したと聞いていました。生活は大丈夫かなと心配していた矢先の事件で驚きました。金銭トラブルだったんですかね……」

 一家団欒の盆休みに、大家族を襲った悲劇。真夜中に燃え盛る自宅で何が起こっていたのか、真相解明が待たれる。

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