叶志郎君の通夜中に大声で笑う内田容疑者
「事件の日のことはよく覚えています。救急車が来て叶志郎君が運ばれていったんです。お母さんは外出中のことでした。内田さんに『どうしたんだ』と聞くと、『ソファーから飛んで、机に頭を打った』と説明していました。叶志郎君が自らそんなことをするかな、とずっと疑問でした」(同前)
県警関係者によると、任意捜査の段階で内田容疑者は「子供は突然体調を崩した」などと供述しているといい、知人男性への説明と食い違っていたことになる。
「さらにおかしかったのは、死後執り行われた通夜の時のことです。叶志郎君が亡くなったというのに、内田さんの大きな笑い声が聞こえてきたんです」(同前)
「受け取る権利がある」保険のことでもめる内田容疑者
知人男性によると、叶志郎君の母親は事件後、ほどなくして家を出て行き、数カ月ほど内田容疑者が一人で暮らしていたという。
「あるときに内田さんとばったり会ったので、声をかけると『保険のことで(叶志郎君の母親と)もめている』と言っていました。病院代や通夜のお金を内田さんが出したから保険金を受け取る権利があると言っていました。叶志郎君の母親と道ばたで大げんかしているのも見たことがあります」(同前)
叶志郎君の母親は生前、Facebookに息子が生まれた喜びを綴ったり、仲睦まじく撮ったプリクラを投稿したりと、我が子の成長を喜ぶ投稿をしている。子供服を買い揃えたり、祖父がおもちゃを買い与えたりと幸せな家族の光景もあった。
そんな母親と最愛の息子の絆を内田容疑者は無残に引き裂いたのである。
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